チンプイ♪

今回はルパン三世Yから、好きな話の感想文を書きたいと思います。

「ルパン三世Y」…お馴染み「ルパン三世」の漫画作品。山上正月先生が作画を担当している。

ルパン初心者の私ですが、このルパン三世Yは子供の頃から読んでいました。

子供の頃は今よりさらに無知だったから、モンキー・パンチ先生が考えた設定でアニメができていて、漫画はこのYしかないと思っていました。しかも子供が読むには難しい話もあって、理解しないまま読んでる話もありました。

しかしそれでも面白かった!と思い出し、最近姉にコミックスを借りて読んでいます。今13巻まで読みました。

その中でも特に好きな話である、「孤独な女王は夢を見る」。

他にも数えきれないほど好きな話があります。あの…猫ちゃんが喋るやつ…あれは是非アニメで見たい!あとあの…怪人みたいな人とバイクの…全部うろ覚えみたいな言い方になってしまうので、逸れずに話を戻します。

「孤独な女王は夢を見る」、この話に登場するアンと言うAIの少女。

彼女が非常に可愛い。山上先生の描く女性キャラは本当にみんな綺麗で感動しますが、個人的にロボットの少女が大好きなので特にお気に入り。

物語のロボットと言うのは人の心を持っているロボットが多い一方、心を欲しがるも人間と同じ者になれないロボットが多い気がします。

アンは後者で、高性能ながらまだ未熟で、自身の親であり最愛の博士を殺した男達に利用されるところから始まります。

この博士がアンに話した考えが素敵で好きです。すごい物を作る人ってその物にとても愛を注ぐ人が多いイメージ。そして悪いやつに利用されるイメージ。

アンは博士の死を確信しないまま利用される中で、ルパンの存在を知り、自分の目的のためにルパンと自分を支配する男達を利用し始めます。

このルパンへの接触や利用の仕方がAIぽくて良い。

アンは人に愛されるために美しい体を得るため、「美女データ」と言う物を手に入れようとします。

美しい人間が愛される、と言う考えってなんと言うのだろう…データや統計上で出した答えのようでやはり機械らしいなと思う。美しい物の模造品を作ることは愛の証、美しい者は愛されると思っているんですね。

まぁ心は後にして心を手に入れるためにとりあえず体作っとこみたいな風にも取れますが。

この美しい体を得るためにデータを欲しがるだけならアンは無害だった。

人でない者が愛のない環境で人になろうとするとやってくる事態、残忍な展開がやって来ます。

私はこの展開はすごく好き。

自分を利用していた男達を解剖して、人間に対しての知識を深めて行ってるシーンです。グロテクスなんだけど、こういうダークな話好きです。

人間を理解するために淡々と残忍な行為をするアンは、まだ人の心を持っておらず、解剖を続けた先に彼女が望むものはないと思う。この無知で残虐な行為が哀れです。

最終的にアンはルパンに倒されますが、彼女を撃つ時のルパンのセリフが良い!

愛されることを望んだアンは、自身に愛がないことに気づけなかった。ここが彼女の暴走を終わらせるスイッチだったような。

ここで終わるのも王道だと思うんだけど、後日譚が少し描かれます。これがすごく好き!

体を得たアンは、同時に心も芽生えたんでしょうね。いや、最初から幼くもあったのかもしれない。

博士と一緒にいればもっと育っていたかもしれない心ですね。

博士のお墓の前で泣くアンを見て、次元とルパンがする会話。ルパンの最後のセリフが素敵です。

優れた技術で現実離れしたアイテムやお宝がある世界観ながら、リアリティのあるところがルパン三世Yの好きなところ。絵が綺麗な上に読みやすいのも魅力です。

他にも「消えざる剣士の系譜」と言う話も大好き!!

明日花と言う少女、この漫画のオリジナルキャラの中で一番好きです。

Yでは五右エ門(表記が違うのが初心者の私には難しい…)が非常にかっこいいので、そこも見所ですね!それぞれかっこいい話が読めるのでルパンのキャラクターが好きな人は嬉しいし、読んだらファンになると思う。

あ〜こんな話あったな〜!と懐かしく読んでいる最中ですが、続きを読んでまた好きな話の感想文を書きたいと思います。

新作発表もあり、今年もルパンを楽しむ年になりそうですね!

今回から読みやすいように短めに書いていこうと思います。更新頻度低めな上に読者さんはほぼいないブログですが、少しずつ改善して楽しくやっていくつもりです!

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