チンプイ♪

今回は大好きなアニメ、「プリンセスチュチュ」についての感想文です。

「プリンセスチュチュ」あらすじ…舞台は金冠町と言う町。王子様とバレエを踊るのを夢みるあひるは、謎の老人から力を授かり人間になる。憧れの王子みゅうとに焦がれるあひるだが、みゅうとは心を失くした王子だった…。あひるは授かった不思議な力でプリンセスチュチュに変身し、みゅうとの心のかけらを集めると決意する。

あらすじが上手く書けないのだけど…。

この作品は私の好きなアニメ作品5本指に入るほど好きな作品です。

放送当時は全く知りませんでした。女の子向けアニメを観ない子供だったのと、地元だと普通のチャンネルで放送してた…のかな?と言う感じです。

数年前友人に勧められ観て、一気にどハマりしました。

最初は卵の章と言って序章と言うか。主人公のあひるが人間になり、バレエ科に通い、落ちこぼれながらも前向きに学校生活を送っています。

まだこの頃はキャラクターたちの関係性も序盤ですね。みゅうとはお人形のように感情がなく、ふぁきあはツンツンしてるし、るうちゃんも普通の女の子って感じで。

このあたり(特に一話)は、音量をあひるに合わせるとみゅうととふぁきあの声が聞き取れず、みゅうととふぁきあに合わせるとあひるが大音量になると言う…。個人的にいつもクスッとしちゃう所です。

最初観た時は、バレエものかぁ〜と軽く考えていました。ミュージカルが好きな私にとってバレエは好ましく、知識も増えてふむふむと観た記憶があります。

なんと言っても最初に驚いたのはバレエ科の先生が猫…なのが笑

すごくナイスキャラですよね!大好きです。一番最初に好きになったのは猫先生でした。その後ふぁきあに持って行かれた心…猫先生ごめんなさい…

先生以外にもたくさん動物が出てきます。どうして動物が人間のように喋っているのか?そういうアニメなのかな〜と思っていましたが最後なるほど!と。

猫先生は元から猫だったの…?と笑っちゃいました。

人間になったあひるが、みゅうとを助けるためにプリンセスチュチュと言う魔法少女と言うのかな?に変身するのだけど、演出や音楽も素晴らしい!バレエに準えたお話なのも好き!

クラシックってワクワクしますよね!音楽を手がけたのは和田薫さん。私の好きな作品をたくさん手がけている方です。

キャラクターごとにテーマ曲があるのもとっても好き!

私はオルゴールが大好きなので、チュチュで好きになった曲のオルゴールを集めています。金平糖の精の踊りとか、綺麗なのに何故か不気味な感じがしてすごく魅力的に感じます。みゅうとにピッタリ!でもオルゴールだと18弁以上の方が綺麗に聞こえるな…

話はそれましたが、最初はバレエと変身ものが合わさった平和な作品だと思っていたのだけど、ストーリーが進むにつれなんだかとっても切ない…。これはただのバレエアニメではない…と察知しました。

あひるから人間になったあひるはプリンセスチュチュに変身して、無くなったみゅうとの心のかけらを集めることを決意します。ここまではいいんだけど、そもそも何故みゅうとの心は無くなってしまったのか?

あひるに不思議な力を授けた老人、ドロッセルマイヤーとは何者なのか?

どんどん明らかになる真実に「えっ」とか小さく呟きながら夢中で観ました。

ドロッセルマイヤー顔怖いな!!とか言いながら。

キャラデザやアイテム、冒頭のお話部分、逐一素敵!!

それと驚くほどに絵が綺麗。作画崩壊と言われるような崩れは一切ない。絵柄がとてつもなく可愛い!細やかな部分まで丁寧に作画されていて見応えすごいです。バレエの動きで体の至る所が色々な形になる訳ですが、そのあたりもしっかり描かれていて勉強になります。

卵の章最終回では、感動して宙に浮くかと思った。

ふぁきあ!!!!

ふぁきあっ…ふぁきあ!!!とか言いながら何度でも観てます。

これで最終回だったらるうちゃんが可哀想と思ったのですが、ちゃんとあった!続編が!雛の章!

雛の章は卵の章に比べてさらに重たく切ないですよね。でも雛の章が好き。

みゅうとが心を取り戻したかと思いきや悪化しとるやんけ!!みたいなね。

るうちゃん無事でよかったと思いきや辛そうですね、みたいなね。

ふぁきあとあひるはすっかり仲良くなりお互い頼れる存在なのが観ていて嬉しい。しかしふぁきあの存在も違った形になって行ってハラハラ…。腕を切り落とすって爺さんたち怖いな!!怖い爺さんばっかか!とね。私だったら即逃げます。

最終回付近でも思ったけど、ふぁきあに付き合ってドアとか死守してくれるあおとあすごくない?たった一人で…裏の英雄だよ君は…

キャラクターたちが各々自分の役割や運命を自覚して葛藤するのが切なくて、一体どうなるんだろうと少し不安を抱えて観ました。

おそらく全ファンが泣くるうちゃんの例のシーンは初見でブワッと泣いてしまい自分で驚きました。併せて、ふぁきあがあひるにずっと側にいてやると言うシーンも何回観ても泣きます。ぼろぼろになりながら一人で頑張るあひるのシーンもね。

それに引き換えみゅうとが王子として復活するシーンはワクワク!長かったなぁ!君!そうなるまで!待ってましたと言う気持ち。

最終回、全員が頑張って自分の運命を受け入れ得たハッピーエンドで素晴らしかった。こっちまで心の中が綺麗になっちゃう。

最初は、あひるが人間のまま王子と結ばれる終わり方がいい!と思ってましたが、雛の章を見ていくうちにどんどん変わって行って、結果これが一番だなと思えました。

しかし時間が経つと、るうちゃんとみゅうとにはもう会えないのか?と言う寂しさが押し寄せて、それもひっくるめて良い最後なのかなと思っていたら…

オーケストラコンサートが開催されまして。

プリンセスチュチュ15周年記念コンサート 金冠町音楽祭!

私がチュチュ関連で唯一参加できたイベントです。そこでね、特別に編集された映像やチュチュでお馴染みの楽曲をオーケストラの演奏で聴けることに感動しまくっていたら、なんと最終回の後のストーリーを声優さんの朗読で聞けましてね。

もうね。号泣ですよ。

私だけじゃなく、みんな泣いてました。なんて希望のある後日譚!

ありがとうございますと泣きながら感謝しました。チュチュの制作に携わっている神のような方々はその会場で、長いことチュチュを愛するファンに向けて感謝していると仰っていましたが、ファンを大事に、ビッグプレゼントを用意して愛を返してくれるのがとても暖かくて、この作品のファンでよかったと思いました。グッズが買えたこともひたすら嬉しかった!

翌日のサイン会にも行きました。道中記念コンサートのトートバッグ持ってる人を見かけて一人でニヤッとしながら会場へ。

せっかく感想を伝えれるチャンスだったのに、緊張してポンコツな発言しかできずちょっと恥ずかしかったですが…初期の設定画なども見れて感激しまくりでした。忘れられない思い出です。

その二日間で、交流はしなかったもののチュチュファンの方々で溢れる場を見て嬉しかった!長年チュチュを愛しているファンの方が多いイメージなのですが、愛が大きい方も多いイメージ。

ファンのみんなでノートに寄せ書きしてたのかな?会場でみんなで楽しめる企画をやっていてこそっと眺めつつ、ファンの皆さんも素敵だ〜と一人キャッキャしていました。

ファンの一人として、確かにチュチュはずっと好きでいられる作品だと思う。

明るいと思いきやちょっとほの暗くて、切なくて心に刺さる。毎回OPが好きすぎてくらっとします。EDも最初は「水面に写っているの、みゅうとかな」と思っていたけど、最後まで観ると…誰なのかな〜ふぁきあだったら嬉しいな〜と妄想しています。

初めて観た時から、衰えず愛しています。

一人でこの作品に没頭すると、心の中が綺麗になって原点回帰できる感じがする。単純に、ただひたすらに好きと言う気持ちは大切だなと思える。

残念ながら今まで観たことある人にほぼ会ったことないのですが、個人的にとてもおすすめなので未見の方は是非!

ブルーレイボックスも出てますしね。狂喜乱舞で買いましたよ。

私も何回でも楽しみながら、イラストもたくさん描いて、愛していきたいと思います。

↓少し静かにしてくれないか!と叫ぶ勢いで押していただけると嬉しいです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です