チンプイ♪

久々のちゃんとした投稿!今回は映画「エクストリーム・ジョブ」の感想文です。

「エクストリーム・ジョブ」あらすじ…最低実績で解体の危機を迎える麻薬捜査班。国際犯罪組織の情報を掴み、張り込み捜査へ。組織のアジトの向かいにあるチキン店を引き継ぎ偽営業を始めるが、なんと大繁盛!捜査とチキン店、大忙しの麻薬捜査班。無事に組織逮捕できるのか!?

この作品は韓国で大ヒットしたと聞きました。大ヒットするだけあって面白かったです。文字通り笑

おじさんの班長を筆頭にちょっとポンコツなメンバーの捜査班で、全員キャラが濃くて笑えました。

全員で5人、ちょうどいいバランスで複雑でもないし、顔が覚えやすくて助かりました。

コメディなんだけど、ギャグがシュールで個人的にすごくツボだった。ギャグの時だいたい真面目なテンションで、シリアスだったり感動的だったりする音楽が流れて真面目にふざけてる感じ。

捜査班と言っても最初から終盤まで、頑張っていたのはチキン店の方。

絶品チキンを作ってしまうマ刑事が表情やら性格やらどことなくうざくて一番笑えました。チキン作るシーンが料理を題材にしているが如く綺麗でしたね笑

チキン店で働く忙しさを静かに語るメンバー、チキン店の宅配を装いアジトに向かって走り出すメンバー、その残像!逐一受けました。

日本のツアーに組み込まれるあたりリアルですね。いや、しかしツアーでチキン食べるのかな?なんかもっと代表的な料理食べそうだけど。

組織が出てくるシーンはうって変わってシリアスで暴力的でそこがまたギャグだけじゃない一本になってて良かった。

あの女アサシンみたいな人の素性が気になります。一番強いと思うけど最後は女性同士の戦いでしたね。両者強かった!

下っ端?の人たちも見るからに悪そうで、もし自分が海外旅行に行ってあんな人相の店員いたらビビっちゃうよ。

捜査班側もエリートチームが口だけかよ!と言いたくなる弱さで、主人公チームの凄さが際立ってナイスでした。肉に釣られてエリートチームについて行く主人公チームのプライドのなさはある意味強いと思う。

最後、主人公チームの素性を語ってくれる存在が必要ですしね。

ポンコツ捜査班の一人一人、実はすごい人物という設定はワクワクしました。そして末っ子刑事のジェフン、「元野球部」というのが作品内で一番笑った。

運動部で色んな意味で鍛えられるのはどの国でも同じなんでしょうか。

大勢の敵を前にたった5人で堂々と向かって行く姿がかっこいい!

ポンコツぶりはどうした!

紅一点のチャン刑事、班長のビールを蹴飛ばすシーンが華麗なのはギャグかと思っていたら、最後納得。彼女がいなかったらマ刑事も危なかった。しかしとんでもない進展を遂げていてそちらは驚きました。マ刑事の事うざがってると思っていた…。

一番真面目なヨンホ刑事もかっこよかったです。経歴的に真面目なのも頷ける。一番ストレス感じそうではありますが。

最後の決戦シーンではジェフンが面白くてケラケラ笑いながら観ましたが、コ班長もいちいちホラー感出してくるのが笑えました。いちいち何!と。

ゾンビ映画のパロの如く演出で班長らしくボス対決魅せてくれましたね笑

と言うか後に知りましたが、監督が「サニー 永遠の仲間たち」と同じなんですね!これまた大好きな映画です。

これを知ってこの監督の映画、他にも観てみたくなりました。

イ・ビョンホン監督。…覚えやすい。

サニーと同じく、ギャグと少し暴力的なシーンと、上手く行かない日常のシーンとバランスよくテンポよくで充実の一本でした。

サニーより全然重たくないしさらっと観れる爽やかさ。

じんわり心が温まるとか人生の学びがあるとかそんな部分はないですが、単純に笑って面白い映画だし何回でも観れる作品だと思うので、またチキンでも食べながら気楽に観たいな〜と思います。

↓チキン店のドアを開くつもりで押していただけると嬉しいです!イラッシャイマセー!!

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